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◆実録AV裏話◆ 釧路で、もう一度逢いたい。(前編) 2005/08/03(水) 05:06 ![]() (昨日の続き) 釧路空港は、見違えるほど綺麗になっていた。 レンタカーを借り海側へ向かう。 38号線は、よく瞳とドライブしたルートだったので、そこを走ってから、釧路市内に入りたかった。 ナナコ「すごい、霧だね。」 クロサワ「釧路はこの時期よくガスるんだよ。」 *霧の事を釧路ではガスといっていた。 釧路市内に入ると、すべてが当時のままという気がした。 幣舞橋(ぬさまいばし:釧路川にかかる市内で有名な橋)を渡る頃には、想い出で胸が熱くなってしまった。 ナナコ「瞳さんとは、いつ会うの?」 クロサワ「・・・」 ナナコ「まだ、約束してないの?」 クロサワ「・・・」 当時の思い出が頭の中をクルクルと回り出す。 クロサワは、車を停めた。 ナナコ「どうしたの? 何も、しゃべってくれない・・・」 クロサワ「この場所は、俺と瞳が初めて会った場所なんだ。」 ナナコ「ここに来るの?」 クロサワ「ここに停まっていれば、、、もう一度、逢える気がする・・・」 ナナコ「えっ?」 クロサワ「もう一度、この場所に来て、待っていたかった。。。。」 ナナコ「瞳さんは?」 クロサワ「瞳は・・・、もう、この世には、いないんだよ。」 ナナコ「ええええっ!」 釧路のあの夜、オレンジボックスで話した瞳とは 会わないまま、クロサワは東京に帰った。 当時、○○高校(釧路では有名な進学校?)に通っていた瞳は、電話は掛けていたが実際に会ったことはなかったらしい。 なので、当日深夜にクロサワと会うことに、相当なタメライがあったと言うのだ。 やがて、瞳からクロサワの携帯によく電話がかかる様になっていた。クロサワも、瞳からの電話を楽しみにしていて、打ち合わせ中でも、「今、丁度ひましてたぁーっっっ。」とか言って、携帯の電池がなくなるまでしゃべっていた。 1ケ月を過ぎたぐらいで、気がつくと瞳からの電話が来なくなっていた。 気になるが、瞳の電話番号を聞いていない。 やがて、毎日の忙しさに、瞳の事も忘れかけていたある日の電話。 クロサワ「もしもし?」 瞳「あっ もしもし。」 一言で、瞳の事を思い出した。 クロサワ「瞳ちゃんでしょ?どうして、電話くれなかったの?」 瞳「覚えていてくれたの?」 クロサワ「あたり前じゃん。俺、電話番号聞いてなかったから、掛けたくても掛けられなかった。」 瞳「そっか。」 クロサワ「今日も、電池なくなるまで、OKだよ」 瞳「・・・」 クロサワ「どうしたの?」 瞳「今日は・・・、最後の電話と思って・・・。」 クロサワ「えっ?どうしたの?」 瞳「ヒカルちゃんと、いっぱいお話しして、逢いたいけど、、、遠くて逢えないし、淋しいから、今日で最後にする。」 クロサワ「そっかぁ・・・」 瞳「でも、もし・・・」 クロサワ「?」 瞳「来年、東京の大学に入ったら、逢える?」 クロサワ「ああ、いつでも、OKだよっ。」 瞳「それじゃあ、忘れないでね。。。」 クロサワ「じゃあね・・・・。」 瞳「・・・・」 クロサワ「・・・・」 お互い、電話が切り辛かった。無言のまま時間がたった。 クロサワ「逢おうか?」 瞳「・・・うん。・・・逢いたい。」 クロサワ「じゃあ、次の休みに釧路に行くよ。」 瞳「えっ? 本当!」 次の休みにクロサワは釧路に行った。 レンタカーを借りて、指定の場所に向かう。 車を停めて待っていると、コンコンと窓ガラスを叩かれた。 クロサワ「あ、初めましてぇ。どうぞ」 瞳「はい。」 車に乗り込んできた瞳の第一印象は、みすぼらしかった。 ただ、せっかく釧路まで来た事を考えると、とりあえず頂いてから帰ろうと思った。 クロサワ「どこに行く?」 瞳「はい、どこでも。」 クロサワ「じゃあ、この近くのホテルは?」 瞳「えっ。?」 恥ずかしそうにしていたが、待ち合わせの場所から近いところにあるホテルを聞き出して、そこに入った。 瞳は先にシャワーを浴び、クロサワが出て来た時は、部屋の電気を消してベッドに入っていた。 足元から、ベッドにもぐり込むと、体を緊張させた瞳がいた。 クロサワは、優しく抱きしめて、キスをした。 クロサワ「瞳。逢いたかったよ。」 瞳「私も。」 そう言うと、瞳はクロサワに抱きついてきた。 クロサワは、たっぷりと時間を掛けて愛撫した。 瞳「こ、こんなの、はじめて。。。」 瞳「ああぁぁ。」 瞳「いやっ、、、、っ」 愛撫だけで何度も行ってしまい、十分すぎる潤いの中、クロサワは、電気を明るくしようとした。 瞳「いや、暗くしておいて」 手で顔を隠す瞳。 クロサワ「瞳の顔を見ながら、いきたい。いいだろ?」 瞳「・・・恥ずかしい。」 クロサワ「手をどけて。。。」 薄明かりの中、メガネを外した瞳は、かわいかった。 クロサワ「入れるよ。痛かったら、言ってね」 瞳「うん。」 瞳の肌は木目細やかで、透き通る様に白かった。 その白い肌が上気して、ピンクがかリ、クロサワに吸い付く様に密着してくる。 お世辞抜きで、本当に抱き心地のいい体だ。 東京に帰ってから、瞳の事が忘れられなくなった。 時間を見つけては、瞳に電話かけて長話をする。 ただ、瞳からかけて来る事はないが、いつも電話の傍で待っている様な気がする。 距離が離れていると、愛しさも増すものか、お互いに逢いたい気持ちが日々日々増す。 クロサワも、時間を見つけては釧路に行く様になっていた。 瞳は、家の都合で進学を諦めて、高校卒業と同時に働き出していた。 クロサワも、釧路で車を買って瞳のアパートで暮らす様になっていた。 たまに仕事で、東京に行くという生活になった。 ある時、腕枕の中で、瞳が聞いてきた。 瞳「私、お嫁さんになれるかなぁ・・・」 クロサワ「ああ、瞳はいいお嫁さんになれるよ」 瞳「ヒカルちゃんも、いい旦那様になりそう。ふふっ。」 クロサワ「・・・」 「結婚」というのが、頭をよぎり、なぜか引いてしまった その、クロサワの雰囲気を感じ取った瞳が、心配そうに尋ねた。 瞳「私たち、付き合ってんだよね?」 クロサワ「そうだよね。正式に言ったことはないけどね。はははっ」 瞳「よかったぁ。」 瞳「でも、もしさあ、私たち、別れるとしたらどんな時?」 クロサワ「うーん。わからないなぁ。」 瞳「じゃあ、もし、私の事が許せないって事はどんな事?」 クロサワ「そうだなぁ、、、。俺と付き合っているのに他の男と寝る女は嫌だなぁ・・・」 クロサワは、自分の事を棚に上げて、何の気なしに答えた。 瞳「ふーん。それじゃ、お休み。」 今、考えると瞳はそれから元気がなくなり、気まずいまま東京に戻った。 つづく |
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